So-net無料ブログ作成
検索選択

るろうに剣心 伝説の最期編 [るろ剣]

 気が付くともう11月! トップに広告が出現するほど、またしてもご無沙汰していました(_ _)m

 さて、るろ剣映画、後編ですが、公開日の翌日と、その後10日後に再び、それから10月に入ってから友人と連れ立ってと三度鑑賞しました。 しかし、その後帰省や習い事の雑用で落ち着かず、イラストを描くのも遅々として進まず・・・ 

 そんなわけで、予想以上に大幅に遅れてしまいましたが、ようやく『伝説の最期編』の感想をお届けします☆

ruroken_saigo_kenshin_training.jpg

 後編は前編のヒートアップしたアクションがまたさらに激しさを増し物凄いことに! 必死に動きを追おうとすると息をつく間もなく、とくに剣心対蒼紫戦など体がかぁ~っと熱くなりそれ以降は上着を脱いでしまったほど、本当大興奮の連続でした☆

 そして、この後編はまた、剣心が命がけの修行で奥義を会得した際見出した「生きる」ことの重みと悲しみが胸にこたえて大泣きに泣かされました。 また今回出てくるキャラすべて、蒼紫宗二郎、そして志々雄も、敵と言えど皆哀しい過去を背負った人ばかりで・・・! 本当に、誰もが主人公の剣心とどこか重なる部分があり、一歩間違うと彼も同じ運命をたどっていたかもしれない人たちばかりでした。 だからこそ、彼らとの戦いは肉体限界ぎりぎりのぶつかりあいというだけではなく、他人事ではない者同士の心と心の真剣勝負も描かれていたと思います。 

 原作ファンとして、すでにわかっていたことなのですが、『るろうに剣心』という作品の奥の深さをあらためて思い知りました。 本当、敵方のキャラ一人ひとりにも歩んできた人生がリアルに感じられるんですよね。 映画でもその点がしっかり描かれていたところがファンとしてとても嬉しかったです☆  


 さて最初から振り返ってみると、冒頭の剣心の夢の中の少年時代の回想シーンが、ごつごつとした岩肌が覆う荒野という、まるで西部劇のような独特の風景で、また一気に作品世界に引き込んでくれました☆ 全く、大友作品のアバンはいつもながら吸引力が素晴らしい! 福山師匠のマント姿もどこの時代や?と思いつつ(笑)滅茶苦茶カッコよかったし、佐藤健さんの面影を宿した幼い少年が黙々と墓を掘る姿も剣心という人間の原点を見るようで、本当胸に迫るものを感じました。

ruroken_saigo_hiko2.jpg

 そして、心配していた福山さんの比古師匠は、思った以上にアクションを頑張っていましたね! 剣さばきなど鋭く迫力もあり、なかなかやるな~と感心しました☆

 ただ、原作の師匠のキャラクターがあまりに強烈というのもあり、今回新たに登場した他のキャラが誰もが原作から抜け出てきたような完璧に近い再現性をもっていたのに比べるとやや見劣りが・・・キャラ的に少し弱いかな~と思いました。 だいたい髪型がソバージュでどう見ても龍馬っぽく、師匠はつんつんの直毛のはずなのにとか、マッチョで女性にモテるところはぴったりでいいけど、師匠と言うにはやっぱり横幅がありすぎとか、頭の中でブツブツつぶやきながら見ていました(笑)

 でも、剣心と夜酒を酌み交わしつつ語らうシーンはなかなかいい味が出ていて、自分としては修行の場面以上に師匠らしさが感じられてよかったと思います。 この二人、師弟の間柄と言うだけではなく、師匠が剣心を幼少の頃に拾い育てたという、父と子のような間柄なんですよね~ 厳しさと優しさが入り混じった暖かい絆が、静かな夜の語らいの中ににじみ出ていました。

ruroken_saigo_kenshin&aoshi2.jpg


ruroken_saigo_aoshi_battle.jpg

 それから、今回も大注目の蒼紫ですが、 アクションと言う点から見ると、前編の翁との対決も見所いっぱいでしたが、念願の剣心との戦いはまさに蒼紫10年間(!)の想い(笑)がこもった運命の対決と言った感じで大迫力でした! 本当、クライマックスかと思うほどスピード感もあり密度も濃く、蒼紫の天才的な剣術が見事に再現されていたと思います☆ それに、激しい戦いのさなかコートがひらりひらりと翻るさまも原作を髣髴とさせてうっとりでしたvv

ruroken_saigo_aoshi_shura2.jpg

 それにしても後編の蒼紫・・・修羅度がさらに倍増して、ついに操ちゃんにまで手をかけたところはさすがにびっくり仰天! 本当、クールに登場してまさに原作そのままと思った蒼紫でしたが、前編の京都大火の炎にあてられてヒートアップしすぎたのでしょうか? 抜刀斎一筋☆なところは嬉しいですが(笑) やたらと熱~い男になっていたところは、原作とはかなりテイストが変わってしまったなぁと思いました。 そう言えば、伊勢谷さんもインタビューで「あの激しいアクションではクールさを保てなかった」なんてことおっしゃっていましたけど~^^;

 でも、戦いに破れて、葵屋でしゅんとなり寝ているところは何だか可愛くて・・・!このより不完全で少年のような青臭~い感じが映画の蒼紫なんだと、原作とはまた違った意味で☆を感じてしまいました(笑) そう言えば映画の彼は、10年間も時が止まったかのようにフラフラさまよっていたんですものね~幕末の頃は彼は15歳(!)だったはずですから~確かに少年のように可愛いはずです(笑)

 しかし、彼が操に「翁や死んだお庭番の皆の分も生きて」と言われて涙するところは泣けました。 彼の狂気の元となった仲間の死という哀しい過去を思い、操の言葉の温かさが身にしみて、凍っていた心が溶けていくさまは本当感動的でした。

 それにしても、映画の操ちゃんの強いこと! 蒼紫の背にクナイを投げつけたり、落ち込んだ蒼紫を温かく励ましたり・・・幼さの残る原作の操よりず~っとしっかりしていて蒼紫より10歳近く年下とは思えません。 この分だと将来、彼が尻にひかれるのは確実でしょうね(笑) 

ruroken_saigo_saito.jpg

 物語の後半、いよいよ志々雄一味との決戦に突入しますが、そこに至るまではほとんど映画オリジナルのエピソードで、煉獄を黒船的に出現させたり、剣心と明治政府の人たちとのからみや連携も原作以上に描かれていて、幕末から地続きの明治初期の時代性をより強調する展開になっていました。 そういうところはやっぱり『龍馬伝』の監督さんがつくった映画だな~と思い、大河と重なるシーンをいろいろチェックするのも楽しめました♪ 

ruroken_saigo_kenshin_rengoku2.jpg

 そして、剣心が煉獄に乗り込んでからのクライマックスの戦いは肉体同士のリアルなぶつかり合いが余りに凄まじくて!! 皆ぼろぼろドロドロになり傷つき血を流し命を削りながら必死に戦うさまは本当感動的でした!

ruroken_saigo_soujiro.jpg

 宗二郎は、再び超神速の軽やかな足さばきと剣術で魅せてくれましたが、意外にもあっさり破れてしまい・・・剣心に、ずっと信じてきた「強ければ生き弱ければ死ぬ」という精神の支柱を崩されて泣き叫ぶさまはあまりに痛々しく哀れでした! 彼の凄惨なまでの哀しい過去は、映画でも十本刀の安慈の口から一言語られていましたが、その悲痛な叫びは原作で詳細に描かれてた彼の生い立ちの悲劇をまざまざと思い起こさせて涙が止まりませんでした。

 残念ながら、映画では彼の行く末は描かれませんでしたが、きっと生き残っていると信じたいです! そして彼には、原作と同じように爽やかに晴れやかに立ち直って希望を胸に北海道に旅立つくらい、元気に幸せになってほしいと強く強く願います><

ruroken_saigo_shishio3.jpg

 そして、最後の最後にはやっぱり志々雄、彼には本当すべてを持っていかれたな~と思いました☆

 その怪物と称されるほどの超人的な強さと、そして、自ら発した炎に焼かれる最期があまりに壮絶でした。 全くあんなに性格も悪く、残酷非道の限りを尽くした極悪人なのに、最期のあの哀しさはなんなんだと! 原作ではもっとふてぶてしい感じの最期だったのに、映画の彼は裏切られその身を焼かれそれでも這い上がり生き残った人間の哀しさに満ちていました。 もうひたすら、藤原竜也さんの渾身の演技の賜物ですね!

 また、由美姐さんの最期もあまりにも哀しく美しすぎました! 志々雄自らが手がけたその美しい亡骸を本当大事そうに抱きあげて壇上に置くところなんて・・・もう、ただただでした! この由美姐さん最期は、原作でもアニメでも涙なしには見られない名場面ですが、今回もそれは揺るぎませんでした><

 最後に、燃えさかる炎に飲み込まれる志々雄を見つめる、剣心、斎藤、蒼紫のそれぞれの複雑な表情も忘れられません。 それは、敵が滅ぶ姿をただ見届けているというのではなく、彼らひとりひとりが志々雄のなかに自らの抱える闇の部分を垣間見ていたのではないでしょうか。 だからこそ彼らの目は翳り、少し潤んでいるようにも見えました。 志々雄真実の死によって、確かにひとつの大きな時代が終わりを告げたように思いました。

ruroken_saigo_kenshin&kaoru.jpg

 全てが終わった後の伊藤博文が号令をかけた最敬礼はちょっと嫌~な気がしましたが、それでも「抜刀斎は死んだ」という台詞は効いていたと思います。 

 エピローグでは、プロポーズのようなラブラブ~なところはちょっとあてられてしまいましたが、最後に剣心の穏やかで幸せそうな笑顔が見られて本当によかったです! 本当にここまでず~っと苦労の連続でしたからね~原作では縁編がまだ控えていますが、映画ではとりあえず大団円ということで☆

 秋の日の穏やかな色彩の神谷道場を背景にして、紅葉と剣心の紅い着物があざやかに映えて美しかったです。


 今更ながら遅ればせながらですが、佐藤健さんには本当にお疲れ様でした! あれだけ激しいアクションでよく最後まで大きな怪我もなく剣心という重たい役をやりきったな~と本当に感服しました。 貴方は本当に剣心その人でした☆

 それから、伊勢谷さん、神木君、藤原さん、江口さん、青木さん、田中さん、その他の俳優さんも、お疲れ様でした! 素敵な3Dるろキャラ(笑)を本当にありがとうございました!

 最後になりましたが、女性陣も、出番は少ないながらもきらりと光るものがあり皆々素敵だったと思います。 とくに後編は、彼女たちが後ろから見守り支えてくれたからこそ、男たちはしっかり戦うことができたんだと思わせてくれました。 なかでも、蒼井優さんのさんの、警官たちに囲まれたときに発した「恥を知りなさい!」というドスの効いた台詞が忘れられません☆ と言うわけで、女優さんたちにも、息を吹き込まれた美しいキャラクターを本当にありがとうございました! 

 それにしても、『最期編』はまだまだ公開中とはいえ、これでるろ剣映画が最後かと思うと寂しすぎる!と思う今日この頃・・・

 しかし、大友監督のインタビューで「まだ剣心の十字傷の過去については描いていない」という発言があり、もしかして『追憶編』が作られるのかも!という望みも捨て切れません(笑) そうなると巴さんのキャスティングが一番肝なんですけど・・・ポニーテール抜刀斎以蔵~!)にはやっぱり心が躍りませんか~?

 そうそう、『大火編』のブルーレイ&DVDも早くも12月に発売されますね~☆ 

るろうに剣心 京都大火編 豪華版(本編Blu-ray+特典DVD)(初回生産限定仕様)
 [Blu-ray]

るろうに剣心 京都大火編 豪華版(本編Blu-ray+特典DVD)(初回生産限定仕様)
[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray



 発売日を楽しみに、これからも『るろうに剣心』とその周辺に関心を寄せていきたいと思います♪


 長々と続く駄文をここまで読んでいただきありがとうございます!

 よろしければ、一押しお願いします☆
 ↓

web拍手 by FC2

nice!(1)  コメント(6) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。